何故か三線始めました3
その頃のチベットは特に大変な時期で、人権運動家の西洋人とかも沢山。
反対にボ~と流れ着いた、自分の無知さを恥ずかしく思い知りました。
でも、意識の高い低い関係無しで音楽は心を繋いでくれて
その時レノンの、イマジン(だったと思う)は心に染みました。
改めて音楽って最高!電気のいらない楽器っていいな~って。
その後、私とそのほか2~3人の日本人は
西洋人がチャーターしたバスに便乗して中国とネパールの国境まで行きました。
まあ少しだけトラブルがあったりしましたが、良い思い出です。
そして、中国の国境を越えてからが大変でした。
大雨の被害のため、道に大きな穴が開いていてバスは勿論、普通自動車も通れません。
自分の足で進むしかないのです。
幸い私は、小さなバックパック一つの身軽さだったので良かったのですが
他の日本人は、崖の様な下り坂や道無き道をギターや大きなバックパックを持って
行くしかなくって、ギターもいいけど大変だな~と。
(前情報ではシェルパがいて荷物を運んでくれるはずだったらしいけど、
お祭りかなんかで一人もいなかった)
一日かけて、ネパールの田舎町に着いたときは、もう真っ暗で
蛍が綺麗だったな。
長々と、旅の思い出を書きましたが、いつか楽器をやりたい。
皆で歌える、伴奏になって、ギターより軽く、
電気がいらなくって、持ち運びできる。
ということで、私の「死ぬまでにやりたいリスト」に三線演奏が加わったのです。
あと少しですが、つづく。